『武器を磨け』斎藤優[著]原泰久[原作]

基本情報

︎タイトル 『武器を磨け』
︎著者・原作 佐藤優・原泰久
︎出版社 SB新書
︎出版日 2018年1月15日
︎ページ数  193ページ
︎読みやすさ  そこそこ読みやすい

中国の春秋戦国時代を描いた大人気漫画『キングダム』を題材に、「インテリジェンスの巨匠」佐藤優さんが紐解く「現実を生き抜く」実践術の全て。

誰しも自らの武器を磨くことで、現状を打破することができる。

 

ピックアップ
  • 進攻も退却も一気に

それ以上頑張らないことを決めているなら、一気に逃げることが大切だ。攻めるのも一気なら退却も一気。戦術で最もダメなのが逐次投入である。それをやると組織も個人もボロボロになる。

逃げるのは逃亡ではなく、体勢を立て直すための戦略なのだと言うことを知らないと無駄死にを増やす。この損切りができないのが戦場に限らず日本の組織の特徴でもある。

P28より

 

  • ドライだからこそ助け合える

リーダーとチームメンバーはくれぐれもベタベタしないことだ。なぜなら馴れ合いの関係になってしまうと、仕事上で時には非常な指示命令を下さなければならない時にうまくいかなくなる。お互いの人間関係に深入りしていると、仕事として割り切るのが難しくなるからである。

P98より

僕の感想

佐藤優さんの経験から得た知識をキングダムに当てはめて、詰め込んだ本。

読みやすい文章だと言うわけではなく、「キングダム」を全く知らない方にはおすすめできないかもしれません。

僕は原作、原泰久さんの『キングダム』を読んでいたため、なんとか読むことができました。

キングダムファンでビジネス書をある程度読みなれている方は、一度読んでみるのもありだと思います。

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