基本情報
︎タイトル | 『99%の会社はいらない』 |
︎著者 | 堀江貴文 |
︎出版社 | ベスト新書 |
︎出版日 | 2016年7月20日 |
︎ページ数 | 207ページ |
︎読みやすさ | とても読みやすい |
ピックアップ
日本は「世界で最も成功した社会主義国」
ダメ出しであろうと意見を言ってもらえると参考になるから、相手の意見を聴くことは大事だ。重要なのは最終的に良い結果が出ること、それだけだ。
しかし、それができるのは、日本ではごく一部の人だけ。実際、本音で言い合うことに慣れていないだけに、意見の違いを理由に仕事を干されてしまう人もいる。周りに合わせること、上司に合わせることが最重要とされ、「裸の王様」を称えることが日本企業では行われがちである。
その証拠に、多くの人が資本主義、民主主義社会だと思っている日本だが、世界からは「世界で最も成功した社会主義国」と皮肉を込めて言われたりする。そんな現実をみんなもっと知るべきだ。
P30より
うん、これは日本人のあまり良くないところね。もっと本音が言い合える世の中になってほしいな。
成功する人はみんな身の丈に合わないチャレンジをしている。
大成功したと言われているような会社の社長もほとんどバカではあるが、行動力だけは誰もがズバ抜けている。そして、そういう人たちが世の中を動かしている。
P100より
どれだけ勉強しても、実行しなければ意味がないのよね。それよりかは、そこまで悩み込まずに即行動して見ることが大事なのかも。
ギブ・アンド・ギブ
これからの時代を会社の中で生きるにしろ、会社の外で生きるにしろ、「人を惹きつける力」を持つことは重要だ。人を惹きつける方法なんて、周りから見て面白いと思われることを淡々とやり続けるしかない。そんなことは誰だってできる。
なるほど。まずは自分が好きでワクワクできることを始めて、それを続けることが大事なんだね。そうすることで仲間は後から見つかるのかもしれない。
そうね。これからの時代はギブ・アンド・テイクじゃ足りない。ギブ・アンド・ギブを心がけることで、みんながもっと幸せになれるはずだわ。まずは自分がしたいことから始めましょう。
僕の感想
古い考えから脱却できない日本に対して、「ここがおかしい」と真正面から切り込んだ本。
堀江貴文さんの本は毎回読みやすいが、今回も読みやすかった。
現状に満足できていない、何か動き出すきっかけが欲しいと言う方はぜひ本書を読んでみれば良いと思う。
きっと堀江さんの考え方に触発され、何か行動を起こしてしまうだろう。
小中高の教育で、無意識のうちにしつけられてしまったのかも。「出る杭は打たれる」って言葉もあるくらいだしね。。